ターボリナックスは7月5日、アプライアンスサーバ用Linux OS「Turbolinux Appliance Server 2.0(TLAS2.0)」向けに、ポータルサイト構築用ツールを提供すると発表した。オープンソースソフトウェア(OSS)のコンテンツ管理システム(CMS)「XOOPS」と「PukiWiki」をプラグイン化して無償提供する。
TLAS2.0は、専任の管理者がいないSOHOや教育機関などに向けたサーバ用Linux OS。今回は、コミュニティサイト構築ツールとして人気の高いXOOPSと、グループ内での情報共有/整理向けツールであるPukiWikiという、PHPベースのCMSをプラグイン化して提供する。
これらプラグインを使うことで、専門知識を持たない管理者でも、TLAS2.0上でポータルサイトやコミュニティサイトを短期間に構築、運用できるという。
ターボリナックスでは5月に、OSSのウェブメールツール「Open WebMail」などを5種類のツールを、TLAS2.0向けプラグインの第1弾として提供開始しており、XOOPS、PukiWikiのプラグイン提供は、これに続くものという。
いずれのプラグインも、TLAS2.0のパッケージ管理ツール「Turboプラス」から、十数秒程度で導入できる。またTLAS2.0が備えるウェブブラウザベースの管理インタフェースから、各プラグインの管理インタフェースへ、シームレスに移動できるという。