みずほ情報総研とセールスフォース・ドットコムは7月24日、金融機関向けオンデマンド顧客管理(CRM)/営業支援(SFA)サービスの提供を開始すると発表した。同サービスは、みずほプライベートウェルスマネジメントやみずほキャピタルなどみずほフィナンシャルグループ内の企業が、すでに利用している。
このサービスは、セールスフォースのオンデマンドCRM/SFAサービスと、みずほ情報総研の金融関連業務に関するノウハウを組み合わせて構築した。特に、不動産売買や相続税対策、証券運用などのウェルスマネジメント業務、信用審査や担保条件、財務状況といった審査/融資業務など、金融関連業務向けにカスタマイズしたサービス機能を提供する。
今後、みずほ情報総研では、グループ企業だけに限らず、地域金融機関、証券、生保/損保、リースなどの金融業、不動産業、サービス業に対し、各業界に適したCRM/SFAサービスを提供していく。さらに、人事管理/給与計算業務、決済業務、財務会計業務などのバックオフィス業務向け情報システムを顧客の要望に応じて組み合わせ、オンデマンドサービスとして展開する予定だ。