Citrixが米国時間2月23日、仮想化ツール「XenServer」の無料版を提供開始するほか、Microsoftとの提携を拡大して相互にサポートし合うことを発表する予定だ。
具体的には、Hyper-V用システム管理ツール「Citrix Essentials for Hyper-V」の提供に向けて、CitrixがMicrosoftに協力し、MicrosoftのSystem CenterがXenServerをサポートすることになる。
Steven Vaughn-Nichols氏が個人ブログでCitrixの計画を詳述している。Citrixは一部のブロガーを対象に秘密保持を約束させたうえで、計画の概略を説明したようだが、そのときのプレゼンテーションが出回ってしまっている。Vaughn-Nichols氏はCitrixはXenServerをオープンソースにしないとも述べている。
VMwareのライバル企業たち(Microsoft、Citrix、Red Hat)が仮想化分野のリーダーに追いつこうと、互いに手を組み始めていることは確かだ。Red HatとMicrosoftは今週、仮想化環境における相互運用性で提携を発表した。
Vaughn-Nichols氏はまほかにも面白いことを述べている。
また、Linux企業の大手2社であるNovellかRed HatのXenServerと「Citrix Essentials for XenServer」のサポートを発表する見込みである。現段階では、どちらの企業が発表するのかがは明らかでない。
Citrixのプレゼンテーションをみると、より詳細なことが分かる。筆者の手元にも2つの異なる情報源からプレゼンテーションが届いている。
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この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ