米国時間2月12日遅くに発表されたMicrosoftのプレスリリースによると、同社は新しいMicrosoftブランドの小売店を何軒かローンチする計画であるという。
このプレスリリースでは、Microsoftの新たなRetail Stores担当コーポレートバイスプレジデントとして、David Porter氏を指名したことが発表されていた。以前はDreamworks AnimationとWal-martにいたPorter氏は、2月16日にMicrosoftの新しい役職に就任する。
今のところMicrosoftが最初の新小売店舗をいつどこでローンチする計画であるかという点については何も話が聞かれない。しかし同社は店舗を「Windows 7」「Windows Mobile」そして「Windows Live」を披露するために利用する予定である。プレスリリースによると:
「計画されているMicrosoftブランドの小売店に関する時間枠、所在地、そして詳細を定めることが、Porter氏の最初の任務となるだろう。これらの店舗をオープンする目的は、引き続き消費者といっそう深く関わり、彼らが何を望み、どのように購入するのかについて、直接学ぶことである。」
筆者は異なるベンダーによるWindows PCを隣り合わせてユーザーが評価できるような小売店の数が減ってきていることには、強い不満を明らかにしてきた。しかし、Microsoftがまたこの競争に参加してくるとは考えていなかった(2001年にサンフランシスコのSony Metreonモールで唯一のMicrosoftブランドの小売店舗を束の間登場させた試みを踏まえると)。筆者は何を期待すべきか想像もつかない。PCメーカーのグループが結集して、マルチベンダーPC小売店舗のチェーンを創るのだろうか?
MicrosoftがAppleの小売店のようなおしゃれで格好良いものを成し遂げるかどうかは疑わしいと筆者が思っていることは認めざるを得ない。また主要な小売エリアに店舗をローンチするというのは、高価な計画である。しかし筆者は先入観を抱かないように努めようと思う。誰にもわかりはしない。ひょっとしたらMicrosoftは、態度を差し引いて・・・Appleストアより一歩先に出る術を見つけるかもしれない。
Porter氏と同氏のグループが、準備中の新しいMicrosoftの小売店舗で何をすべきか、そして何をすべきでないと思いますか?Microsoft店舗に何を試してもらいたいですか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ