AppleがiPhone開発者に対して行っているのと同様に、Microsoftも同社のモバイルプラットフォーム用にアプリケーションを作成した開発者に対し、販売された各アプリから産出された収益のうち70%を提供する計画である。
しかしその割合はさておき、Microsoftの新しいモバイル開発ポリシーや手続きは、Appleのアンチテーゼとなるべく設計される予定だ。
Microsoftは米国時間3月11日に「Windows Marketplace for Mobile」の開発計画の詳細をさらに明らかにした。バルセロナで開催されたMobile World Congress展示会で同店舗に関する計画を発表して約1カ月後のことだ。(この新しいWin Mobile市場のコード名は「SkyMarket」である。)
収益の70%の分け前に加え、Microsoftは開発者が「Windows Mobile 6.5」(およびそれ以降のバージョン)のために作成するように誘うために、他の特典も宣伝している。Win Mobile 6.5リリースは今秋から新しい電話上で提供される予定だ。
同社によると、Windows Marketplace for Mobileは29カ国で提供される予定であるという。Microsoftは開発者ポータルを経由した承認プロセスを通じて、開発者はそのアプリケーション認証の申請に関する詳細なフィードバックを得るようにすると、関係者は強調している。
(この透明なフィードバックの特典というのは、間違いなくAppleを受けた動きである。AppleのiPhoneアプリストアの承認ポリシーは、多くの開発者により不透明であると批判されていた。)
MicrosoftはWin Mobile開発者がそのアプリケーションについて各市場で異なる価格を設定することを可能とする。開発者はまた、Windows Mobile Marketplace経由を通して無償でアプリを配布するオプションを与えられる。Microsoftは年間99ドルの新規登録料の一環として、最高5つのアプリケーションの提出を認めている。学生の開発者は、MicrosoftのDreamSparkプログラムに参加すれば、登録料を課されることはない。
Microsoftはすでに2万個以上のWindows Mobileアプリが存在すると主張する。しかし新しいMarketplaceでは、特にWindows Mobile 6.5とそれ以降のために作成されたアプリを対象としている。
Win Mobile Marketplaceアプリを作成するか(しないか)を判断する前に、ほかにどのような詳細規定を知りたいですか?どのモバイルプラットフォームを対象とするかを判断する上で何を基準としますか?(ZDNetの同僚、Larry Dignan氏によるBetween the Linesサイトでのモバイルデバイス調査に投票するのを忘れずに。)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ