phpMyAdminの新バージョンがリリースされた。これは、SQLインジェクション攻撃とクロスサイトスクリプティング攻撃に繋がる可能性のある、2件の重大なセキュリティホールを修正したものだ。
このオープンソースツールを維持しているグループが発表したアドバイザリによれば、これらの脆弱性のうち1つ目は、遠隔のハッカーが特別に作成したMySQLのテーブル名を通じて、任意のウェブスクリプトやHTMLを注入することができるというものだ。
第2の問題は、遠隔の攻撃者がPDFスキーマ生成機能のさまざまなインターフェースパラメータを通じて、SQLを注入することができるという、SQLインジェクションの脆弱性だ。
phpMyAdminは、Webを通じてMySQLの管理を行えるようにすることを目的とする、PHPで書かれたオープンソースツールだ。
同グループはすべてのユーザーに対し、phpMyAdmin 3.2.2.1か2.11.9.6にただちにアップグレードするよう求めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ