1. Time & Date, Venue: 時間と場所
会議の開催された場所や時間は、犯罪のアリバイと同様に重要な情報です。例えば時間(Time & Date)は、ある人がどの時点で発言したかを特定できます。ある人が自分の意図と全然違った発言をしていても、それが自分とミーティングをした後か前かでニュアンスは大きく変わってきますよね。また、開催場所(Venue)は、議題に対する上下関係や真剣度合いを読みとることができるので、これも重要な情報です。
2. Participants: 誰がその場にいたのか
ある議題に対して合意があった場合、誰が同席していたかは非常に重要となります。同席している以上、後で「聞いていなかった」と言っても許されません。ここに名前を挙げられる怖さがわかれば、居眠りなんてできなくなりますね。
3. Objective: 目的は簡略に
目的のない会議はするべきではありません。あるテーマについての合意が目的であれば、無駄な議論で話を錯乱させる人は当事者意識が低すぎると言わざるをえません。これはMinutesだけではなく、会議の冒頭にきちんと確認すべき項目でもあります。
4. Agenda: 会議の流れ
どのような流れで会議を進めたのかは、事前に通知されたAgendaをそのまま転記するのがいいでしょう。まさか、Agendaなしで会議を開いていませんよね?
5. Discussion Topics and Conclusions: 議論の内容と結論
会議で議論した項目と結論は、まず最初に個条書きにしましょう。長い説明はいりません。とにかく簡潔に。忙しい人ならここだけチェックすれば会議の成果がわかるような内容にすべきです。
6.Issue & Action: 課題と今後の対応
どんな会議でも、今後の課題が出ない会議はまずありません。問題点や課題、時にはリスクも表面化することがあります。会議で重要なのは、その課題(Issue)に対して次に何をするか(Action)決定することです。Actionは簡潔に、誰が(Who)何を(What)いつまでに(When)するのかがわかればいいでしょう。
ここまでが、私の経験上必要最低限のMinutes項目です。ただし、時には各自の発言のバックグラウンドをもっと詳細に伝える必要がある場合もあります。例えば、「自分はそんな発言はしていない」と言われる恐れがある場合です。そういう時には、「Details of discussion」という項目を設けて、会議全体をICレコーダーに収め、一字一句誰の発言か明記したメモを添付するケースまであります。実際に私も今年は約5回、徹夜でレコーダーからメモを書き出す作業をした苦い思い出があります。
Minutesは生もの
なぜ徹夜してまで? と思う人もいるかもしれません。それは、Minutesは生ものだからです。つまり時間がたってから提出しても意味がないということ。私が外資系企業のコンサルタントになって最初に身体にたたき込まれたのは、「Minutesは会議開催の翌朝までに作成する」ということでした。これって常識だと思っていたのですが、日本ではそうでもないようです。
一般的に日本では議事録にあまり力を入れない風習のようで、若手のやらされ仕事になっているようにも思えます。しかし、そんなことはグローバルビジネスでは絶対に通用しません。今のうちに自分でメモを取る練習をしてみてください。
参加した会議と、その会議での発言には責任を持つ。そうした姿勢の現れがMinutesになっていると思いませんか? さあ、今から会議中はしっかりメモを取りましょう。居眠りしていると…… 刺されますよ。
Peace out,
Eric
-
ブックマーク(-)
- トラックバック(0)
- 印刷
-
- バックグラウンド
- ICレコーダー
- メール
- キャリア
- 必要最低限
- Minutes項目
- Details of discussion
- 一字一句
- 生もの
- 課題
- 徹夜
- Issue
- 風習
- Action
- グローバル
- 簡潔
- メモ
- Who
- 居眠り
- 何
- What
- いつまで
- When
- Agenda
- 意見
- 会議の流れ
- ひどい目に遭う
- Discussion Topics and Conclusions
- 絶対に残すべき6つの項目
- 議論の内容と結論
- ノウハウ
- 個条書き
- 時間と場所
- Issue & Action
- アリバイ
- 課題と今後の対応
- Venue
- Participants
- 誰
- 名前
- Objective
- 目的
- 簡略
- テーマ
- 当事者
- キーパーソン
- チェック
- ニュアンス
- 表情
- To
- Cc
- メッセージ
- 意図
- 人脈
- 情報共有
- プレッシャー
- 派閥意識
- 無反応
- 合意
- 承認
- 証拠
- 修正
- 英語
- お勉強
- ビジネス
- Eric
- エリック松永
- 勉強
- Minutes
- 議事録
- 議事録の取り方
- 外国人上司
- 買収
- 備えあれば憂いなし
- Evidence
関連情報
-
会議効率化ツール「Sargasso eXtreme Meeting」、ホワイトボード機能を追加 [From CNET Japan]
サルガッソーは9月1日より、会議を効率的に運営するためのASPサービス「Sargasso eXtreme Meeting」にホワイトボード機能を追加し、手書きの文字や写真などを共有しながら会議を進められるようにした。 - 「会議とは議事録を共同作成する作業」--Sargasso eXtreme Meetingが商用リリース [From CNET Japan]
- 議事録管理機能追加--大規模向け「desknet's」最新版Version 6リリース開始
- MindManagerで「見える化」実践! スマートなプロジェクト管理(4)--情報の管理と再利用を効率化しよう!
- MindManagerで「見える化」実践! スマートなプロジェクト管理(5)--チームや組織で 「知」を共有しよう!
「通信」 の新着情報
-
ノーテルのメトロイーサネット事業、Cienaが買収へ
ノーテルネットワークスのメトロイーサネット部門が売りに出され、通信機器メーカーのCienaが買収権を落札した。買収額は現金... - OKIネットワークス、スモールオフィス向けIPテレフォニー製品「IPstage 1000」を発売
- TIS、企業システムのクラウド対応に向けたITインフラ最適化サービス「IT@VSOP」を提供開始
- 「Microsoft Works」の代替となる「Office Starter 2010」がプライベートベータに
- 「顧客が求めるのはネットワークだけではない」--シスコ、コラボレーションツール市場に本腰
- 通信 一覧へ »
「エリック松永の英語道場」 のバックナンバー
-
外国人ヘッドハンターとの初対面に向けて--エリック松永の英語道場(37)
前回、外国人ヘッドハンターからメールが来た場合の対応についてお話ししましたが、今回は実際に会ってもいいと感じたヘッドハンターに初めて会う時の心構えをお話ししたいと思います。 -
外人ヘッドハンターからメールが来た! その時あなたは?--エリック松永の英語道場(36)
-
ハロウィンの背景と「Trick or Treat!」--エリック松永の英語道場(35)
-
「これってセクハラ?」と感じる時、どうしますか?--エリック松永の英語道場(34)
-
外国人上司との「距離感」を考える--エリック松永の英語道場(33)
- エリック松永の英語道場 一覧へ »
-
【導入事例集】多業種から評価されているWeb会議システム、24社の導入事例をご紹介
- 日本モバイルインターネット端末市場分析 〜2008〜2012年のMID及びスマートフォン...
- BIベンダーの選び方 −BIベンダー選定のための評価フレームワーク
- POSデータを活用し、売上アップを導く「分析力」とは?
- ストレージ問題の課題に対する解決方法
- 【日産自動車:BI導入事例】連結対象の36社からの情報を元に車種別損益管理を実現
- iPhoneをビジネスで活用する時代へ〜ビジネス&モバイルのミライ〜
- 企業コスト削減の傾向と対策 〜最新アプローチのトレンド〜
- HP LeftHandが仮想化環境の構築の効率を向上させた3社の事例集
- 中堅企業におけるテクノロジーと成長
企画特集
-
【最終警告】パンデミック対策特集
サービス品質を保証するためのリスクマネジメントとは -
―エン・ジャパン厳選求人☆毎週更新―
ハンゲームの社長が語る・人材とサービスの在り方 -
マネジメントの「コラム」と「コネタ」
今日のキーパーソンは誰? -
高まるiSCSIストレージへの注目度
ストレージシステムの4つの課題とiSCSI導入のメリット -
グリー、3人のエンジニアが語る仕事への想い
連載第2話、元SIerに聞くリニューアルと開発の舞台裏 -
企業ITシステムの企画、構築、運用のイロハ
戦略的なITシステムのために、今考えるべきポイント -
電力に"ふた"をする独自の省エネ機能とは!?
動的に電力割り当ても可能なHPの最新鋭ブレードに迫る -
大丈夫?あなたの会社のセキュリティ対策
中堅・中小企業のネットワーク・セキュリティを考える -
100万円で実現!中小企業の情報漏えい対策
中小企業の課題!?セキュリティ管理者不在でも大丈夫 -
容量制限によるメール消去は一切無し!
全てを保存するメールセキュリティSaaSが登場 -
J-SOX法制定により内部統制の整備が急務に
重要性高まるActive Directoryの課題と対処法を公開中 -
急増するオンライン犯罪への解決策!
オンラインサービス保護ソリューション
ZDNet Japan イベント
- 開催日:2009年11月26日(木)
- イベント一覧へ»
-
5. lambda関数を使って
この5分間のビデオは、並列コードをより読みやすくするために、Threaded... -
6. 既知のバグをデバッグする
この4分間のビデオは、並列プログラムエラーが疑われる既知のバグをデバ...
