IDC調査、x86サーバは2008年に全64ビット化--2005年に32ビットを逆転

日川佳三 2005年02月22日 20時11分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 IT市場調査のIDC Japanは2月22日、国内のx86系64ビットCPU搭載サーバ市場の予測を発表。32ビット機を急速に置き換え、64ビット搭載機の出荷金額は2008年に2369億5800万円になると見る。

 調査の詳細は、IDC Japanの調査レポート「国内IA64サーバーおよびx86-64サーバー市場2004年〜2008年の予測」に掲載。IA64サーバとはIntel Itanium 2を搭載したサーバを指す。一方のx86-64サーバとは、Intel Xeon EM64TやAMD Opteronなど32ビットの既存のx86アーキテクチャを踏襲した64ビット版CPUを搭載したサーバを指す。x86-64サーバは32ビット版のCPUを搭載したx86-32サーバの上位互換製品に当たる。

 IDC Japanの予測では、2005年にx86-64サーバの出荷が始まるとともに32ビット版を急速に置き換える。CPUの動向として、IntelやAMDは2005年第3四半期に32ビットCPUの生産を原則的にストップするという背景がある。ただし、サーバ市場の需要次第では32ビットCPUの生産を継続する可能性があるため、x86-32サーバの出荷は2006年末まで残ると見る。

 アプリケーションなどソフトウェア環境の64ビット化はゆっくりしたペースであり、大多数のユーザーが64ビット環境へ移るのは2007年以降になると見ている。この理由は、32ビット版のソフトウェアがx86-64サーバでそのまま動作する上に、64ビット化でメリットが出るアプリケーションが少ないため。

 x86-64サーバがIA64サーバに与える影響は限られると見ている。x86-64はx86-32を置き換えるものであり、IA64はRISCを置き換えるCPUである。現状のIA64サーバ市場とx86-32サーバ市場の住み分けと同じであるとしている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化