ソフトバンクの携帯電話会社、W-CDMAを実験へ--1.7GHz帯実験局予備免許を申請

永井美智子(編集部) 2005年04月05日 16時11分

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 ソフトバンクグループ傘下で携帯電話事業を担当するBBモバイルが、W-CDMA方式を利用した実験を行う計画であることが明らかになった。3月に1.7GHz帯の実験局予備免許を総務省に申請しており、早ければ6月にも実験を行う考えだ。

 W-CDMA方式は現在NTTドコモやボーダフォンが採用している方式。同じく携帯電話事業の参入を狙うイー・アクセスもW-CDMA方式を採用する意向を表明しており、3月に実験局免許の申請を総務省に対して行っている。

 ソフトバンクグループは800MHz帯を利用して携帯電話事業に参入することを目指していたが、総務省が800MHz帯をNTTドコモとKDDIの2社に割り当てることを決定したため、方針を変更した形だ。

 実験は埼玉県内の数カ所で行う。実験にはEricssonとNortel Networksが参加する予定で、PCカード型ではなく音声端末を利用するとしている。

 ソフトバンクグループでは、TD-CDMA方式についても実験を行っている。TD-CDMA方式は上下回線で同じ周波数を使い、時分割して伝送する技術で、データ通信のような非対称通信を効率よく伝送できると言われている。

 2004年6月から東京都内の練馬・荻窪地区、および埼玉県内でも実験を行っていたが、今回北海道大学と共同で実験を行うことも明らかにしている。PCカード型の端末を使い、データ通信に関して実証実験を行う。これにより、寒冷地でのデータを収集し、実用化に役立てる考えだ。

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