米サウスウェスト航空、成功の秘密はIT

Chris Jablonski 2005年04月20日 20時03分

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 1972年以降、米国で唯一利益を上げ続けている航空会社といえばSouthwest Airlines。同社では、実にしっかりとした経営管理を行っている。コスト削減が合い言葉になっているような業界にありながら、どうやって他社との競争を勝ち抜いてきたのかについて、同社CEOのGary KellyはBaseline誌のなかで、ざっくばらんに語っている。同氏によれば、その中心的役割を果たしているのはテクノロジーだという。「生産性の向上を続けていこうと思えば、テクノロジーの役割が非常に重要になる。CIOにはビジネスに精通した人材をあて、ビジネスプロセスを変更する際にはCIOの考えも反映させる必要がある。そして従業員は、CIOが経営幹部のなかでも最高レベルの権限を持っていることを理解する必要がある」(Kelly)

 標準化も、Southwest Airlinesでは重要なキーワードだ。同社の旅客機はすべてボーイング737に統一されているが、これはテクノロジーから着想を得た戦略でもある。「わが社には開発者全員が利用するソフトウェアの開発手法がある。データ構造も全社で統一した。テスト項目の省略を許さない標準的なテスト手法も全社に適用されている。30年来のさまざまなシステムを今もサポートしているので、飛行機の機種に対するアプローチほど明快ではないにしても、こうした決まりのおかげで、われわれはテクノロジーの選択に関して、社内秩序を保つことができる」とKellyは述べている。

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