AquaLogicはSOAを実現する基盤--BEAが新製品ラインを発表

西田隆一(編集部) 2005年06月14日 10時00分

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 すでに報じているようにBEA Systemsは同社の新しい製品ラインであるAquaLogicの発表を行った。

 AquaLogicはビジネスプロセスの処理単位である「サービス」を組み合わせて柔軟なシステムを構築する--サービス指向アーキテクチャ(SOA)を実現する--ための基盤となる製品だ。

 同社はJavaアプリケーション開発のミドルウェア、WebLogicを提供していることで知られるが、AquaLogicはアプリケーション単位ではなく、WebLogicなどのJ2EEアプリケーションやパッケージソフトの機能を組み合わせて実現するビジネス上の“サービス”単位を管理する、より上位の概念に相当するミドルウェアとなる。

 AquaLogic登場の背景には、マルチプラットフォームや異なるテクノロジーの連携の問題がある。

 「企業システムはベンダーによるロックインの歴史だった--90年代にはOSにロックインされ、ハードウェアを変更するのも非常に大変だった。この問題を解決するためにWebLogicのようなアプリケーションインフラストラクチャとなるミドルウェアが出てきた。しかし、実際にはSAPやOracleやSiebelのようなアプリケーションのレベルでのロックインが起こってしまっている。これらの製品では、“ベストプラクティス”といいつつ結局は独自のアプリケーションを書かなければならないといった問題が生じていた。」(日本BEAシステムズ・保阪武男マーケティング本部長)

 このため、アプリケーションのレイヤーを仮想化するための「サービスインフラストラクチャ」を提供し、既存のIT資産を流動化させて必要なサービスを組み合わせることで、新たにアプリケーションを構築できるようにするのがAquaLogicの役割となる。

 同製品群は、早いものでは今夏からの出荷を予定しているが、日本での販売価格などの詳細は6月21日に発表するとしている。

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