センドメール、メールゲートウェイフィルタに迷惑メール対策機能を標準搭載

CNET Japan Staff

2008-01-10 20:18

 センドメールは1月10日、送受信メールの通数やコネクション数などをゲートウェイで制御するメールゲートウェイフィルタ「Mailstream Flow Control」に、迷惑メール対策機能である「SMTP 認証トラフィック制限」を標準機能として搭載したことを発表した。

 SMTP 認証トラフィック制限は、SMTP認証によるユーザー身元認証結果に基づいて、ユーザーごとの単位時間あたりのメール送信数制限を設定できる機能。この新機能により、新たにプログラム開発することなく、容易にSMTP認証によるスパム対策が可能になる。

 SMTP認証は、迷惑メールの撲滅を目指す業界団体であるJEAG(Japan Email Anti-Abuse Group)が、ISPに対して導入を提案している機能。Mailstream Flow Controlは、あおぞら銀行、楽天、Wells Fargo、JP Morganなどの企業や、So-net、Yahoo! JAPAN、ブロードバンドセキュリティなどのxSPに導入されている。

 Mailstream Flow Controlの価格は、オープンプライス(参考価格は、1サーバあたり約140万円)。既存のMailstream Flow Controlの保守契約ユーザーには無償で提供される。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]