マイクロソフト、ウェブ広告のRaptを取得:買収により広告ポートフォリオを構築

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子 2008年03月17日 08時14分

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 米国時間3月14日、Microsoftはもうひとつのウェブ広告ベンダー、Raptを買収した。

 これは明らかなことだ:Microsoftは買収を通して同社の広告ポートフォリオを構築しているのである。

 MicrosoftはDoubleClickを買収する(そしてその後はGoogleによる買収を阻止する)試みで挫折した。そしてMicrosoftがYahooの買収をやり遂げるかどうかもまだ不確定である。これが実現すれば全ての広告関係の買収だけでなく、Microsoftの買収全てにおいて極めつけとなるだろう。(そのとおり。MicrosoftとYahooは弁護士を通さずに話し合いを進めていると伝えられている。実際にMicrosoftがYahooを取得するまでには、まだ長く険しい道のりを経る必要があるかもしれない。)

 その間、Microsoftはこの数年間をかけて、以下を含むニッチな広告関連プレーヤーをいくつか買収し遂げている。

2008年:Rapt—デジタル出版社のための広告産出管理技術

2008年:YaData —テクノロジーを対象としたオンライン広告

2007年:Multimap—ロケーションサービス

2007年:aQuantive—広告プラットフォーム、ツール、そしてサービス

2007年:adECN—広告交換プラットフォーム

2007年:ScreenTonic—モバイル広告提供プラットフォーム

2007年:TellMe—音声およびモバイル検索サービス

2006年:Massive—ゲーム内の広告プラットフォーム

 Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は昨年遅くに、同社が今後5年間で年間約20社を買収していく予定であると述べていたことが伝えられていた。大方が5,000万ドルから10億ドルの範囲内だとしていた。果たして440億ドルによるMicrosoftのYahoo買収が、この総額を減じることになるだろうか。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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