財務諸表を読んで結婚相手を見定めよう--エリック松永の英語道場(7)

エリック松永 2008年08月25日 08時00分

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 What's up, man?

 第1回の英語道場で、グローバルでの仕事だからと言って英語ができればいいってもんじゃないと書きました。通訳や翻訳、英語の先生など、「英語」を専門としている仕事でないのであれば、あなたの付加価値は英語ではなく自己の専門分野であるはず。であれば、その専門分野を極めるのが第一です。極端な話しですが、あなたに価値があれば相手は日本語の通訳を自分で雇ってでも話しを聞きに来るでしょう。

 しかし、グローバルで活躍する以上、ビジネスパーソンとして最低限のお作法は必要です。そのお作法とは、相手の国民性を考慮する姿勢です。今、北京オリンピックで盛り上がっていますが、例えばその開催地である中国とはどんな国民性でどういう対応をすると失礼にあたるか、歴史的な背景で抑えるべき事項は何かなど、言葉以前に考えなければいけないことがたくさんあるはずです。自分は日本人だから、その国のお作法なんて関係ないとは絶対に言ってはいけないのです。これは、対欧米国に対しても同じです。

 実際にグローバルでビジネスをしていると、大変流ちょうな英語を話していても、有り得ないような失礼な言動を繰り返す日本人を見ることは少なくありません。外資系企業で働いていると、帰国子女に対して「英語が話せるだけで採用されたに違いない」「英語ができるだけで優遇されている」といった悪い評判を耳にすることがありますよね。帰国子女の悪い評判は、同じ帰国子女として悲しい限りですが、否定できないのも事実です。相手に敬意を評するということは、まず相手を知ること、知ろうとすることだと肝に銘じていただきたいと思います。

 前置きが長くなりましたが、今回はビジスマナーについて書こうというわけではありません。ビジネスパーソンとして、他にもお作法に近い基本的な知識があるので、そのことについてお話ししたいと思います。

会社を理解する方法とは

 皆さんは自分の会社のことをきちんと理解していますか? 昨今では情報が氾濫し、企業戦略や市場について分析した情報があふれかえっています。○○総研などの有名なシンクタンクが発表した情報を見て、なんとなく「そうかな」と納得していませんか? シンクタンクからの情報は、どれだけ立派な分析であっても結局は他人の考えです。まずは、自分で分析をする力をつけたいものです。

 また、取引先の企業やクライアントのこともちゃんと理解したいですね。どんな職種に就いていても、皆さんは次のような会話をした経験があるのではないでしょうか。

  • The economy is not really good recently. But your company looks well, right? You lucky guy!!(最近、景気がどうもね〜。でも御社はもうかっているそうじゃないですか。うらやましいなあ〜)

 「もうかっている」って何でしょう?

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