--他にはどんないいことがあるの?
タスクバーが再設計されたことも大きいけど、Windows 7がリリースされる方法も変わる可能性があるね。
Windows 7はモジュール形式で提供されるといううわさもある。使う可能性のある機能を全部盛り込んだオペレーティングシステムにするのではなくて、電子メール機能や、写真機能、動画機能などがオプションとして提供される可能性があるんだ。
これは、自分が絶対使わないような余分なものは入っていないバージョンのWindows 7を手に入れられるようになるかもしれないということだ。
Microsoftは過去に、あらゆる種類のアプリケーションをWindowsに同梱していることで批判を受けている。これは、当然ながら他のベンダーが不利な状況になってしまうからだ。だから、もしこれが本当なら面白いね。
--なんだかいいね。Windows 7はどういうところで使われるの。
Microsoftは、Windows 7はハイエンドのマルチタッチ機器から、ネットブックを含むローエンドのハードウェアまで何にでも使えるようにしていると言っていて、できるだけ広い範囲に訴えかけようとしているね。
--それで、Windows 7はいつ手にはいるの?
ベータ版は1月10日に提供が始まって、要望が多かったため、Microsoftはテスターへの配布の締め切りを延ばすことまでした。
最終的な発売日については、Microsoftはまだ何も確約していない状態だ。
2009年のクリスマスに発売されるといううわさもあるけど、Windows担当役員のBill Veghte氏が、彼はPCメーカーに対してWindows 7がその頃までに確実に準備ができるとは言っていないと発言したことを考えると、的外れかも知れない。2010年の早い時期という可能性が高いんじゃないかな。
Veghte氏は、「われわれは品質が十分になったときに出荷する。当然ながら早いほうがいいが、エコシステムに対するサポートや品質を犠牲にしてまで早めることはない」と言っている。
--こう聞いていると、「7」はMicrosoftのラッキーナンバーになるかもしれないな。
まあ、レドモンドの役員たちは、もちろんそうなって欲しいと思っているだろうね。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ