三菱重工業と富士ゼロックスは3月24日、三菱重工の連結子会社リョーインのドキュメント関連事業を承継する新会社「富士ゼロックスサービスリンク」を4月1日に設立すると発表した。出資比率は富士ゼロックスが80%、三菱重工 20%。代表は富士ゼロックス執行役員の三宅達也氏が担う。2013年10月3日に発表した両社のドキュメントサービス提携に基づくものという。
両社は包括提携によりパートナーシップを強化する。三菱重工は、富士ゼロックスと富士ゼロックスサービスリンクの3社による共同プロジェクトを通じ、ドキュメント関連プロセスの標準化や効率化を実施。コスト削減をはかりグローバル市場での事業拡大を目指す。
新会社は、リョーインから引き継ぐ印刷や複写、複合機管理などのドキュメント関連事業を基盤に据える。富士ゼロックスのノウハウを生かし、ドキュメントアウトソーシングサービスなどを提供する専門企業として、三菱重工グループの事業成長の支援を目指す。