マイクロソフト、クラウドベースのSIEMサービス「Azure Sentinel」を一般提供

Catalin Cimpanu (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2019-09-26 11:14

 Microsoftは米国時間9月24日、セキュリティサービス「Azure Sentinel」がパブリックプレビュー段階を終え、「Microsoft Azure」の正式なサービスとして一般提供を開始したと発表した。同社はAzure Sentinelにより、セキュリティ情報イベント管理(SIEM)市場に公式に参入したことになる。


 この新サービスは同社の他のクラウドサービスと緊密に連携するようになっているため、Azureを基本とするインフラ上でシステムを稼働させている企業にとっては、まず目を向けるべきソリューションとなる。

 とは言うものの、Azure Sentinelはサードパーティーが提供している数多くのソフトウェアソリューションからのデータのインポートもサポートしており、ログ出力形式の標準であるCommon Event Format(CEF)内のカスタム化されたデータストリームからのインポートも取り扱える。

 またAzure Sentinelは、機械学習(ML)と人工知能(AI)を活用し、入来してきたデータを分析することで、進化する脅威に適応できるという特長を有している。

 価格体系はウェブサイトで公開されている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]