デルとEMCジャパンは10月23日、東京・大手町に両社の本社機能を統合する新オフィスを開設すると発表した。2021年下半期(2021年8月~2022年1月)中の稼働開始を予定する。
新オフィスは、千代田区大手町1丁目に建設される「Otemachi One タワー」内のDバンク全7フロアを予定する。Otemachi One タワーは、三井物産と三井不動産が2020年2月の竣工を目指し、建設が進められている。
「Otemachi One タワー」の外観イメージ(出典:三井不動産)
現在の本社は、デルが神奈川県川崎市幸区の「ソリッドスクエア」、EMCジャパンが東京都渋谷区の「新宿マインズタワー」にある。2016年にDellがEMCを買収してグローバルでは「Dell Technologies」に統合され、日本法人の2社でも事業体制の統合が進められてきたが、本社オフィスは分かれていた。
2社では、「今回のオフィス統合により、お客さまやパートナーさまへの利便性をこれまで以上に高め、より一層の国内事業への投資の拡大と、それに伴う人員増加を予定している」とコメントしている。