Dell Technologiesは米国時間11月26日、2020会計年度第3四半期(11月1日締め)を発表した。売上高は予想に届かなかったものの、利益は予想を上回った。
同四半期の売上高は前年同期比2%増の228億ドル、純利益は5億5200万ドル(1株あたり66セント)だった。また、非GAAPベースの1株あたり利益は1.75ドルだった。
同社は売上高を230億4000万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益を1.62ドルと予想していた。
クライアントソリューションズグループ(CSG)の売上高は前年同期比5%増の114億ドル、営業利益は7億3900万ドルだった。商用向けの売上高は前年同期より9%増加したが、消費者向けの売上高は6%減少した。
売上高が予想を下回った主な要因は、データセンター部門にある。インフラストラクチャーソリューショングループ(ISG)の売上高は84億ドルで、前年同期から6%減少。サーバーおよびネットワーキングの売上高は16%減少したが、ストレージの売上高は7%増加した。営業利益は10億ドルだった。
インフラストラクチャーソリューショングループの業績
同社によると、目標は再編が進む業界でシェアを伸ばすことだという。その主戦力は傘下のVMwareで、堅調な第3四半期の業績をあげて親会社に貢献している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。