グロービス、「LanScope Cat」を導入--ログ分析でインシデントの事前対策を効率化

NO BUDGET

2020-01-15 12:56

 グロービスは、統合型エンドポイント管理ツール「LanScope Cat」を導入。マルウェア対策ソフト「 CylancePROTECT」と併用することで、マルウェアの検知やインシデントへの事前対策を効率化させた。

 LanScope Catは、エンドポイントにおける外部脅威対策・内部不正対策・IT資産管理をカバーし、ログ運用を中心とした統合管理を行うことができる。

 グロービスでは、社員の増加とともに管理対象が増えるのに伴い、IT資産管理だけでなく、エンドポイントの脆弱性管理、シリアルナンバーとリース契約情報、端末にインストールされたソフトウェアの状況を一元管理する必要性がありLanScope Catを導入、ログ分析によるインシデントへの事前対策を実施していた。従業員が意図せずインストールしてしまったソフトウェアなどを把握し、未然にリスクを防ぐことが可能になり、またログを分析し有効活用することで、最低限の制御で済むため従業員の業務効率化も実現した。

 その後、マルウェア対策ソフトのCylancePROTECTを導入し、同ソフトが検知したマルウェアのログとその前後の操作ログをLanScope Catで取得し、管理コンソールで一括確認できるようにした。

LanScope Catの管理コンソール画面
LanScope Catの管理コンソール画面(出典:エムオーテックス)

 これにより、エンドポイントの管理工数を削減し、マルウェアを検知した前後の動きを把握することでその後の防止策にも活用できるようになった。

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