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いよいよ商用化スタートの5G--可能性とリスク、各社の思惑

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2020-01-27 11:00

 2020年に入り、いよいよ5G(第5世代移動体通信)サービスが開始される。KDDI 代表取締役社長の高橋誠氏は、「政府が推進する『Society 5.0』を実現するための基盤として、新世代のネットワークを始動させる」と年頭所感で触れた。まずは、5Gで何が可能になるのか純粋に楽しんでみる、というのもいい。

 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、KDDI、宮崎大学工学部 情報処理システム研究室(宮崎大学)、北海道上士幌町、とかち村上牧場は、5Gで伝送した牛舎内の乳牛の4K映像を用いて、耳標(じひょう)の読み取りによる乳牛の居場所の把握と遠隔からの見守りを行う実証試験を実施した。

 搾乳や給餌(きゅうじ)などの労働負荷を軽減し、大規模経営に適したフリーストール牛舎の導入が進んでいる。

 リスクもある。欧州ネットワーク情報セキュリティ庁ENISAは、次世代のモバイル接続技術である5Gのネットワークにハッキングを試みる可能性が高いと考えられるグループのリストを公表。5Gが普及すれば、通信インフラストラクチャーなどのセキュリティ上の脅威が拡大すると警告を発している。

 5Gがもたらす可能性とリスクについて、2020年を迎えたこの時点で、改めてまとめた。

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