リコーとシスコシステムズは2月10日、複合機と複合機でネットワークセキュリティ対策を運用管理できる「RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500 Cloud Connect Package」を発表した。14日に受注を開始する。
RICOH IM C3000 Cloud Connect Package
新製品は、リコーの新型複合機「RICOH IM C」シリーズと、シスコのクラウド管理型ネットワークソリューション「Cisco Meraki」をパッケージ化したもの。2019年2月に締結した戦略的グローバル提携に基づいて共同開発した「RICOH 共通ステータスダッシュボード for Cisco Meraki」および「RICOH ゲストWi-Fiジェネレータ for Cisco Meraki」を搭載する。
RICOH IM Cシリーズに「Cisco Meraki」のUTM(統合脅威管理)を組み合わせ、利用企業のネットワークに侵入を試みる脅威の検知や防御、また、複合機の操作パネルから、ゲスト用Wi-Fi接続などのための時限ワンタイムパスワードを自動生成できる。共通ステータスダッシュボードからは、ネットワーク機器の帯域量や位置情報、複合機での出力枚数や消耗品残量などの一元管理が行える。
製品の導入から保守までをリコーが提供するとしており、両社ではIT人材リソースの限られる中小企業向けに展開するとしている。