KDDIと沖縄セルラーは3月23日、5G(第5世代移動通信システム)の商用サービス「au 5G」を26日に開始すると発表した。当初のサービス提供エリアは全国15都道府県の一部とし、夏以降に全都道府県の主要都市に展開するという。
同社は、5G通信の基地局を2021年3月までに約1万局、2022年3月には2万局以上を開設する計画を表明。2019年に米Amazon Web Services(AWS)が発表した「AWS Wavelength」をKDDIの5Gネットワーク内に設置し、KDDIが構築するエッジコンピューティング環境でアプリケーション開発者が、現在利用しているAWSと同じ使い慣れたAPIやツール、機能を使用しながら、5Gの低遅延性を生かしたサービスを展開できるようにする。
5Gの商用サービスは、NTTドコモが25日、ソフトバンクが27日にそれぞれ提供を開始する。