Slackの最高経営責任者(CEO)Stewart Butterfield氏は米国時間3月26日、「Microsoft Teams」の通話機能と連携する手段を提供するつもりだと述べていた。同社は4月1日、Slack向けの「Microsoft Teams Calls」アプリのベータ版をリリースした。
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Slackは、Microsoft Teamsだけでなく、他社のVoIP電話との統合も発表した。「Zoom」「Cisco Jabber」「RingCentral」「Dialpad」の通話サービスがSlackと統合される。Slackによると、これによりSlackから電話番号に直接発信できるようになるという。
Butterfield氏は先週、SlackがTeamsの通話やチャット機能とどのように連携するのか、またその時期について明らかにしていなかった。その後、SlackとMicrosoftの広報担当者は筆者に対し、一般公開されている「Microsoft 365/Office 365」のプログラミングインターフェースを通じて統合を実現すると述べた。
Slackは既に「Outlook」「OneDrive」「SharePoint」など複数の「Microsoft Office」サービスと統合されている。Microsoft Teams Callsのベータ版は、Slackのサイトから入手できる。
Microsoftは最近、Teamsのデイリーアクティブユーザー数(DAU)が4400万人に達したことを明らかにした。Slackは2019年10月に1200万DAUを達成したと発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。