「Microsoft Teams」と「Slack」、通話機能で近く連携?--SlackのCEO発言

Mary Jo Foley (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2020-03-30 08:43

 グループコラボレーションプラットフォームSlackの最高経営責任者(CEO)Stewart Butterfield氏によると、近くユーザーが「Microsoft Teams」の利用者とコミュニケーションを取ることができるよう、通話機能を連携させる可能性があるという。Slackは既に「Outlook」「OneDrive」「SharePoint」など複数の「Microsoft Office」サービスと統合されている。

Slack
提供:Slack

 CNBCによると、Butterfield氏は米国時間3月26日、RBC Capital Marketsとの電話の中でこの件について明らかにした。同氏は、利用できるようになる時期については示さなかったとCNBCは報じた。

 筆者はMicrosoftに対し、このような種類の通話機能の統合でSlackと連携しようと取り組んでいるのか、Slackが一般提供されているプログラミングインターフェースを使用して実現するのかと問い合わせた。Microsoftの広報担当者は、「現時点でこれ以上共有できる情報はない」と述べた。Slackにも同様に問い合わせたところ、Slackの広報担当者は、一般提供されているAPIを使用してこの統合を実現すると述べた。

 Microsoftは最近、Teamsのデイリーアクティブユーザー数(DAU)が4400万人に達したことを明らかにした。Slackは2019年10月に1200万DAUを達成したと発表している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]