Salesforceは米国時間5月28日、2021会計年度第1四半期決算(4月30日締め)を発表した。予想を上回ったが、2021会計年度の通期売上高見通しを下方修正した。
同四半期の売上高は前年同期比30%増の48億7000万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益は0.70ドルだった。アナリストらは売上高を48億5000万ドル、1株あたり利益を0.69ドルと予想していた。
また同社は、通期の売上高見通しを210億〜211億ドルから200億ドルに下方修正し、1株あたり利益が2.93〜2.95ドルになるとした。
アナリストらは通期の売上高見通しを207億7000万ドル、1株あたり利益を3.10ドルと予想している。
サブスクリプションとサポートの売上高は前年同期比31%増の45億7000万ドルだった。プロフェッショナルサービスとその他の売上高の合計は、前年同期比20%増の2億9000万ドルだった。
サブスクリプション売上高をセグメント別に分類すると、「Sales Cloud」が12億ドル、「Service Cloud」が13億ドル、「Marketing Cloud」および「Commerce Cloud」が7億ドル、Salesforceプラットフォームおよびその他が14億ドルだった。
アナリストらは今四半期の売上高が50億5000万ドル、1株あたり利益が0.75ドルになると予想している。Salesforceは、売上高の見通しを48億9000万〜49億ドル、非GAAPベースの1株あたり利益を0.66〜0.67ドルとした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。