Cisco Systemsは米国時間5月28日、アプリケーションやサービスのデジタル配信状況のアナリティクスを手がけるThousandEyesを買収する意向を明らかにした。
企業では近年、複数のクラウドやネットワークを利用するケースが増えている。ThousandEyesは、そういった環境の可視化を可能にするプラットフォームを提供している企業だ。買収条件は明らかにされていない。
Ciscoは、同社のネットワークとアプリケーションのパフォーマンスに関する専門性とThousandEyesの可視化機能を組み合わせ、顧客がインターネットでのアプリケーションとサービスのデジタルな配信をエンドツーエンドで確認できるようにするとしている。
ThousandEyesの技術は、Ciscoのエンタープライズネットワーキング、クラウド、そして「AppDynamics」ポートフォリオなどに組み込まれる。買収はCiscoの2021会計年度第1四半期末までに完了する見通しとしている。ThousandEyesは、Ciscoのネットワーキングサービス事業部門に加わる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。