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急増する「Chromebook」、背景に新型コロナによるクラウド化や教育需要

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2020-12-08 07:30

 MM総研が10月21日に発表した「国内Chromebookの市場規模調査」によると、Googleの「Chrome OS」を搭載したノートPCである「Chromebook」が、教育市場やクラウド化における好調な需要を背景に稼働台数ベースでの数字を大幅に伸ばしている。2019年末の24万5000台から、2022年末には616万6000台に拡大すると予測している。

 一方、出荷台数ベースでは、2020年の予測は157万1000台。2019年の15万台から10倍以上に増加する見込みだ。国内のノートPC市場全体に占めるChromebookの比率は、2019年の1%から2020年には13%に拡大、2021年には24%を占めるとしている。

 背景に文部科学省の「GIGAスクール構想」があるという。全国の公立小中学校に1人1台端末の配備が進んでいる中で、多くの自治体がChromebookを採用したことが出荷台数の急増につながっているとの見解だ。MM総研は、新型コロナウイルス感染症の流行を契機にユーザーのクラウドシフトが加速している1つの表れとコメントしている。

 ここでは、Chromebookで「Microsoft Office」を実行する方法などを含め、Chromebookに関する記事を集めた。

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