サイバー攻撃対策ソリューションを提供しているCybereasonは、サイバー攻撃対策プラットフォームを強化し、グローバル展開をサポートする推奨プラットフォームとして「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)を採用した。
今後、同社の「Cybereason Defense Platform」(Cybereason EDR)は、OCI上で高度なふるまい分析や深層レベルのコンテキストの相関分析を通じた強力な脅威防御と検知機能を提供する。
OCIはグローバルな拡張性、高速処理、マイクロ秒の超低遅延ネットワークを低コストで提供する。日本オラクルでは、OCIを採用することで、Cybereasonは数千のエンドポイントに脅威に関するインサイト提供をさらに強化し、顧客企業は最も悪質な今日の攻撃の一歩先を行けるようになるとしている。
両社は共同でソリューションのマーケティングと販売を行っていく。Cybereasonのエンドポイントセキュリティ対策プラットフォームは、オラクルの第2世代のグローバルで展開するクラウドリージョンを通じた提供に最適化される。このソリューションはCybereasonおよびOCI上の「Oracle Cloud Marketplace」を通じて提供され、顧客企業は利用可能なアプリケーションやサービスを検索して、それぞれの組織に最適なビジネスソリューションを見つけることができる。
Cybereasonでは、OCIについてそのセキュリティファーストのアプローチと性能が今回の採用の理由だとしている。今後、オラクルと連携してユーザーの可視性やリスク削減を支援すると同時に、Oracle Cloudのグローバル展開に合わせて、より多くの拠点でデータ主権の規制要件を満たす国内でのホスティングを提供していくという。