三菱UFJ信託銀行は、生産性の高いリモートワーク体制の確立とワークフロー標準化、全社ペーパーレス化によるデジタルトランスフォーメーション（DX）推進を目的としてSalesforce Platformを導入した。
また、Salesforce Platformと連携した全社員向け学習プラットフォームmyTrailheadも導入予定で、モバイルでの学習による利便性・生産性向上や、横断的な履修状況の可視化、分析における人材育成の強化も図っていく。
Salesforce Platformの導入により、煩雑な社内申請業務のペーパ―レス化、モバイルデバイスを活用した承認・申請を含む業務プロセスの標準化、決裁のシンプル化の実現に成功した。
リモートワークに柔軟かつ迅速に対応した1万5000人が利用できるワークフロー基盤を3カ月の短期間で開発できたという。また、業務効率化と同時に、金融機関では必要不可欠な日本版SOX法にも対応した強固なセキュリティをSalesforce Platform導入により確保した。
今後はさらなる社内業務のペーパーレス化と顧客が行う手続きのオンライン化を推進する。また旧ワークフロー基盤をSalesforceに集約し、会社全体のコスト削減と顧客・ユーザー双方の利便性向上を進める。
