ベンチャーキャピタル大手のAndreessen Horowitzは米国時間7月19日、Intelの前最高経営責任者(CEO)Bob Swan氏を迎え入れると発表した。Swan氏はおよそ5カ月前にIntelを退社している。
Swan氏はAndreessen HorowitzにGrowth Operating Partner(成長運営パートナー)として加わり、新たな投資先の洗い出しや進行、取締役会への参加、同社のポートフォリオ作成者への助言などを行う。
Swan氏は2018年、Intelで当時のCEOだったBrian Krzanich氏が電撃辞任したことを受け、最高財務責任者(CFO)から暫定CEOに昇格した。Intelは後任探しに数カ月を要したが、2019年1月にSwan氏を正式なCEOに指名した。Intelが製造上の問題や、Advanced Micro Devices(AMD)、NVIDIAなどとの競争の激化に苦戦する中、Swan氏は困難な時期の同社を率いた。同氏は2021年に入り、IntelのCEOを退任した。VMwareのCEOだったPat Gelsinger氏が後を継いでいる。
Swan氏はeBayやGeneral Electric(GE)のほか、Electronic Data SystemsとTRWのCFOを歴任した経歴を持ち、2016年からIntelのCFOを務めていた。
Andreessen HorowitzのゼネラルパートナーDavid George氏は、「Bobは、B2Bテクノロジーや一般消費者向けインターネット、フィンテック企業などで幹部を歴任した実績を持つユニークなキャリアを築いており、当社のa16zのチームに最適な人材だ」とコメントしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。