日本プルーフポイントは11月24日、情報漏えい対策と内部脅威管理を組み合わせた新しいクラウドセキュリティ基盤の国内提供を開始したと発表した。この種では市場初のクラウドネイティブなセキュリティソリューションだとしている。
今回の新基盤は、アクセス制御、情報漏えい対策、内部不正などの脅威に対応するための管理・対応機能を搭載する。同社では、グローバルなサイバーセキュリティ脅威、コンテンツおよび振る舞いの検出に、「人」を中心としたセキュリティ脅威の可視化、ウェブおよびクラウド、プライベートアプリケーションでのアクセス制御を提供すると説明する。
同社は毎日22億以上のメールや350億以上のURL、2億以上の添付ファイル、3500万以上のクラウドアカウントなどを分析しているという。今回の新基盤によりユーザーは、プルーフポイントが提供する情報保護とクラウドセキュリティプラットフォームで収集したテレメトリーデータなどを日本で保存できるようになった。ユーザーは1つのポータルでプルーフポイントがサポートする日本を含む地域でのデータ保存することにより、セキュリティ製品のデータ保持要件や各種プライバシー関連法規制に対応できるようになるとしている。