関東でスーパーマーケットを運営するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は、自社開発したセルフスキャンアプリ「Scan&Go Ignica(スキャンアンドゴー イグニカ)」のバーコードスキャンエンジンに、スキャンディットが提供する高精度バーコードスキャン技術「Scandit Barcode Scanner Native SDK」を採用した。スキャンディットが発表した。
U.S.M.Hは、関東地方でスーパーマーケット3社(マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東)を合計520店舗(2021年11月末現在)を運営する。2019年10月から同社公式のモバイルアプリとしてScan&Go Ignicaを提供している。同アプリは、買い物客のスマートフォンで商品バーコードをスキャンすると買い物の支払いができる決済機能を搭載する。iOSおよびAndroid用のアプリを公開している。
U.S.M.Hでは、顧客体験の向上のために継続的にセルフスキャンアプリのアップデートを実施してるが、照明の反射などが原因で発生するスキャンミスを防いだり、アプリ利用率をさらに上げたりするべく、バーコードスキャンエンジンの導入を検討していた。
その結果、スキャンディットの採用により精度がほぼ100%に向上するだけでなく、読み取りスピードも大幅に向上できることからScandit Barcode Scanner Native SDKの採用に至った。