ホワイトのRICOH Handy Printer(出典:リコー)
リコーは4月4日、モノクロインクジェットプリンター「RICOH Handy Printer」を発表した。持ち歩きできるハンディサイズで、紙の上をスライドさせ、テキスト、画像、QRコード、バーコードなどをどこでも印字できるとしている。4月17日に発売する。
小型、軽量化しており、本体重量はリンゴ1個程度の315gになるという。リチウムイオンバッテリーを内蔵、USB 2.0に対応するmicroUSBケーブルで充電する。約4時間で連続2時間駆動するという。ホワイト、ブラック、レッドの3色展開。
製造や流通、小売り、倉庫や一般事務など、様々な業務で活用できるという。プリンターで通紙できないノートや段ボール、印刷に設定が必要なラベル、封筒、はがきなどのほか、トイレットペーパーやTシャツ、上履きなど、様々なものにテキストデータや画像、QRコードやバーコードを印刷できるとしている。
プロモーション動画では、くつやおむつなど様々な対象に印刷(出典:リコー)
バーコードやQRコードも印刷できる(出典:リコー)
BluetoothやUSBで接続して専用アプリケーション「Handy Printer by RICOH」から印刷データを送信できる。無償で利用できる。Android向けはすでに公開済み。Windows向けは5月末を予定している。業務システムから直接印刷指示ができるよう、ソフトウェア開発キット(SDK)も無償公開するとしている。
Handy Printer by RICOH画面イメージ(出典:リコー)
価格はオープンだが、同社のECサイト「NetRICOH」では、税別価格5万1700円。定価5000円の専用インクカートリッジ「RICOH インクカートリッジ HC01K」を同梱する。
RICOH Handy Printer(出典:リコー)