Mata(旧Facebook)は、2022年の年次開発者会議「F8」を開催せず、メタバースの構築など、開発を進めている他のプロジェクトに注力することを明らかにした。
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Facebookの開発者およびスタートアッププログラム担当ディレクターDiego Duarte Moreira氏は、「ここ数年と同様に、2022年はプログラミングについては一息入れている。F8を開催せず、インターネットの次なる章、当社の次なる章でもあるメタバースの構築に向けて全力を注ぎ、新たな取り組みの準備をする」と述べている。
Moreira氏はこのほか、5月19日に初のビジネス向けメッセージングに関するイベント「Conversations」を開催するとしている。また、年内に「Connect」を開催し、同社の仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、そしてメタバースプラットフォームサービスの最新情報を披露する計画だ。2021年のConnectでは、FacebookがMetaへの社名変更を発表した。
最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は2月、人工知能(AI)を活用し、メタバースを構築するMetaの取り組みについて語った。Zuckerberg氏は「Project CAIRaoke」について発表し、人々が今日慣れ親しんでいるシステムより、「一層パーソナルでコンテクスチュアルな会話を実現できるエンドツーエンドのニューラルモデル」を開発しているとしていた。
Zuckerberg氏は、Metaはメタバースに向けたAI活用で、「自己中心」の視点などを重視する「Ego4D」や「まったく新しいタイプのジェネレーティブAIモデル」などのAI研究にフォーカスすると述べていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。