Microsoftは、「Microsoft Edge」ブラウザーで新しい画面分割機能に取り組んでいる。「macOS」「Linux」「Windows」のEdgeユーザーは、開いているウィンドウを2つのタブに分割し、内容を並べて比較できる。
提供:Microsoft
The Vergeによると、この新機能は「Canary」チャネルで提供されているEdgeの最新ビルドでテスト中だ。
Canary版Edgeでこの試験的機能を有効にすると、画面分割機能のアイコンがアドレスバーの右側に表示される。このアイコンをクリックすると、開いているタブが2つの同じサイズのタブに分割され、開いていたウィンドウが左側に、そして開いていた他のタブのサムネイルが、右側にグリッド表示される。アイコンを再びクリックするか、開いている画面のどれか1つを閉じると、分割されていない状態に戻る。
またユーザーは、「リンクを現在のタブで開く」、もしくは「左側のタブのリンクを右側のタブで開く」ように、分割された各タブを設定できる。しかし、この機能は、Windowsだけでなく、macOS、Linuxでもテスト中のようだ。
分割画面のいずれかを閉じると、ブラウザーは1つの画面に戻る。また、開いているタブごとに、複数の分割画面を表示させることもできる。画面を分割すると、「新しいタブ」アイコンが表示され、それをクリックすると「Bing」の検索ボックスが開く。
この機能はCanary版Edgeで試験的フラグの下、提供されている。ダウンロードした後、「edge://flags/#edge-split-screen」を開いて有効にすれば、誰でも利用できる。
WindowsやmacOSでは、すでに画面分割機能が提供されており、異なるアプリケーションの開いたウィンドウを並べて比較できる。しかし、ブラウザーのタブ内で、ワンクリックで画面を分割でき、複数のサムネイルから、右側のタブに表示させる内容を選ぶことができるのは、手っ取り早く、便利だ。
この新機能が最初に公開された、オンラインコミュニティー「Reddit」でのユーザーの評判は上々だったようだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。