「Microsoft Edge」Linux版、安定版リリース

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 緒方亮 吉武稔夫 (ガリレオ)

2021-11-04 13:55

 「Chromium」ベースのブラウザー「Microsoft Edge」のLinux版は、最初のプレビュー版公開から1年を経て、一般提供が発表された。このEdgeは、「Ubuntu」「Debian」「Fedora」「openSUSE」など、さまざまなLinuxディストリビューションに対応している。MicrosoftはIgnite IT Proの初日に、Linux版Edgeの一般提供というマイルストーンを発表した。

 Linux版Edgeが安定版(メインストリームユーザー向け)のリリースとなり、Edgeは「Windows」「Mac」「iOS」「Android」そしてLinuxで利用可能になった。

 MicrosoftはLinux版Edgeについて、「普通の」Linuxユーザーを対象としたブラウザーというよりも、ウェブサイトのテストに使いたいIT担当者や開発者向けのものと位置づけてきた。だが今回のEdgeは、対応するプラットフォームを使っているユーザーであれば誰でも利用できる。

 Microsoftはまた、企業が「Internet Explorer」(IE)からEdgeへの移行を支援するためのツール「Cloud Site List Management」を発表した。IEは、2022年6月に「Windows」のほとんどのバージョンでサポートが終了する。Cloud Site List Managementでは、組織のサイトリストを、オンプレミスではなく「コンプライアンスにのっとったクラウドロケーション」に保存できる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]