凸版印刷、商品情報データベースのASPサービスを開始

エースラッシュ

2005-05-09 20:35

 凸版印刷は5月9日、商品情報データベース「GAMEDIOS」を利用したASPサービス「GAMEDIOS−ASP」を開始すると発表した。

 GAMEDIOSは凸版が開発した画像処理、色調整、印刷データの取り扱いに特徴を持つウェブベースの商品情報データベースパッケージシステム。同社によると、これまでに100社以上の導入実績があるという。GAMEDIOSではユーザー側が商品情報データベースサーバを管理していたが、GAMEDIOS−ASPは凸版がサーバを管理する。ユーザーは自社の商品情報をインターネット経由で登録して利用する。

 GAMEDIOS−ASPを導入するメリットとして、同社ではユーザー企業が自社でサーバを管理する必要がなく、導入初期費用や管理コストを削減することができる点、運用費用がデータ容量によって決まるため利用規模にあわせた料金プランで導入できる点を挙げている。ユーザー別にアクセスできる情報を制限する「アクセスコントロール機能」を備えており、例えば登録者と閲覧者、または複数の閲覧者ごとに閲覧・更新できる情報の設定が可能としている。

 同社の提案書作成ソフトウェア「プレゼン博士for Office」などソフトウェアと連携させることもできる。またオプション機能により、日本建材産業協会のデータベース「KISS(Kenzai Informaition Service System)」などの各種業界データベースとの連動も可能だ。

 価格は、初期費用が50万円から、運用費用が月額14万円から(いずれも税抜き)となっているが、利用するデータベースの設計やデータ管理容量によって変動する。同社では、2005年度の売上目標を2億円としている。

凸版印刷

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]