オズウェブテクノロジー(中野隆志社長)は、「OZ X-Studio」を発売したと発表した。
「OZ X-Studio」は、ウェブレポート開発を行う「OZ Report」とアプリケーション開発を行う「OZ Application」で構成。「OZ Report」は、表現が難しい複雑なウェブレポート開発や生産性の高いウェブアプリケーションの開発ができる。価格はサーバーライセンスで200万円から、年間保守料金はサーバーライセンスの15%。
「OZ X-Studio」は、データベースやレガシーシステムなどが持つ独自のデータファイルから必要なデータを抽出し、図表や帳票、グラフに配置した上で、画面に表示・印刷できる。また、データをPDFやExcelなどのデータフォーマットへの出力にも対応する。
図表やグラフはコンポーネントになっており、複雑なレポートを作成する際にもコーディングがほぼ不要。さらに、サーバーからインターネットに送りこまれるデータは、OZフォーマットに変換。
データは圧縮と暗号化された状態で、PC端末のメモリに書き込まれるため、安全性の高いデータ伝送ができる。OZを終了時にPC端末のメモリにあるデータは消去されるのでデータ漏えいのリスクも抑えられる。
オズウェブではPC端末で必要なビューワーは無償提供する。また、開発者用のツール「OZ Application Designer・OZ Report Designer・OZ Query Designer」を同社のホームページからダウンロードできるようにした。