日本ユニシスは11月22日、同社の基幹サーバ「Unisys Enterprise Server ES7000/one」シリーズに、64ビットプロセッサ「デュアルコア インテル Itanium2 プロセッサ 9000番台(開発コード名:Montecito)」を搭載した新モデル6機種を追加し、同日から出荷したと発表した。
新ラインアップは、デュアルコア インテルItanium2プロセッサと米ユニシスのCMP 2(Cellular Multi-Processing 2)アーキテクチャにより、管理性の向上と省スペース化を図っている。最大32ソケットまでの拡張性も備えた。
CMP 2は、米Unisysがメインフレームの高信頼性、拡張性をインテルプロセッサとWindowsで大規模システムを実現するために設計したアーキテクチャ「CMP」を進化させたもの。ES7000/oneの「セル」(4プロセッサ単位の筐体のこと)を柔軟に拡張でき、デュアルコアにも対応可能となっている。
またES7000/oneでは、プロセッサをシステムの業務量の増加に合わせて割り当てることができる「キャパシティオンデマンド」対応機種も提供する。
4プロセッサの最小構成機種の税別価格は1100万円から。