ミラポイントジャパンは1月28日、メールサーバアプライアンス「Mirapoint Message Server」とメールセキュリティゲートウェイアプライアンス「Mirapoint RazorGate」の新機種それぞれ3モデルを発表した。販売代理店経由で販売し、同日から出荷を開始した。
Message Serverの新しいモデルは、ファイバチャネルSAN(Storage Area Network)対応モデルの「Mirapoint Message Server 6000-SAN Edition」(S6000、税別メーカー希望価格960万9000円〜)、ハイエンドモデルの「Mirapoint Message Server 6000」(M6000、同623万円〜)、ミッドレンジモデルの「Mirapoint Message Server 600」(M600、同352万7000円〜)だ。
一方のメールセキュリティゲートウェイアプライアンスRazorGateの新しいモデルは、ハイエンドモデルの「Mirapoint RazorGate 6000」(RG6000、同623万円〜)、ミッドレンジモデルの「Mirapoint RazorGate 600」(RG600、同352万7000円〜)、エントリーモデルの「Mirapoint RazorGate 160」(RG160、同142万1000円〜)になる。
今回登場した新モデルは、同社にとって第8世代目であり、ハードウェア構成から筐体まで全面的に更新している。大きさは1〜2U構成であり、いずれもクアッドコアのインテル Xeon プロセッサを1U製品には1個、2U製品には2個搭載している。「シリーズ全体では20〜30%の性能向上を実現している」(同社プロダクトマネジャー兼技術部部長を務める徳久賢二氏)という。
また今回の新モデルでは、搭載する独自OSのMOSが3.xから4.0にバージョンアップされている。最新版の4.0では、大容量ストレージをサポートしている。なお、既存製品を利用しているユーザー企業でも、無償で4.0へのアップグレードが可能と説明している。
徳久氏によれば、近年「企業が送受信するメールの数が増加し続ける一方で、1通あたりの平均サイズも肥大化してきている」という。同社では、こうした事態に対して、同社ではMessage Serverの容量も増加させている。
特に、ファイバチャネル(FC)SANに対応するS6000では、1台あたりのストレージ容量が従来のモデルに比べて2倍となる8テラバイトに増量されている。また、同モデル専用のSANストレージの「XSAN」シリーズも同時に提供している。
企業の情報基盤となったメールには、さまざま要件が課せられるようになっているが、同社ではそうした要件にも対応するものとして、S6000でN+1の冗長化構成での構築を可能にしている(XSANシリーズも冗長化構成を取ることができる)。そのほかにもS6000では、事業継続計画(Business Continuity Plan:BCP)の観点から、システム稼働中のオンラインバックアップイメージを取得できるようになっており、ユーザーレベルでのファイルリカバリといった機能も搭載している。
Message Serverは従来のM50に今回の新モデル追加で、計4モデルになった。M50は1〜500ユーザーまでに対応、M6000とM600の対応ユーザー数は数百から数万、S6000では数千から数十万となっている。
一方のメールセキュリティゲートウェイアプライアンスMessage ServerのハイエンドモデルであるRG6000は、スパム対策やウイルス検知エンジン稼働中のメール配信数を既存モデルより約30%アップさせて、1時間あたり最大24万8000通の能力を搭載しているという。エントリーモデルのRG160のメール配信数は1時間あたり13万通、ミッドレンジモデルのRG600は、1時間あたり16万9000通となっている。
専用SANストレージを活用できるS6000
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