ミラポイントの新スパム対策技術、「誤検知率はほぼ0%」

藤本京子(編集部) 2005年01月31日 19時28分

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 ミラポイント ジャパンは31日、同社の電子メール向けセキュリティ技術Mirapoint Full-Spectrumを強化し、リアルタイムでスパムを防止するMirapoint Rapid Anti-Spamを発表した。スパムの誤認知率は「ほぼ0%」(ミラポイント ジャパン SEマネージャー 山下暢久氏)という新機能は、2月から提供される。

 Rapid Anti-Spamは、同社の電子メールセキュリティアプライアンス製品RazorGate上で動作する。これにより、着信したメールは「スパムディテクションセンター」と呼ばれるスパムのデータベースに照会され、正常メールかスパムメールかをリアルタイムに判定するという。ディテクションセンターは、全世界で発生するスパムやウィルス情報を収集し、独自のアルゴリズムでメッセージの繰り返しパターンに基づいたスパム分析を行う。これはComtouchのRPD(Recurrent Pattern Detection)技術によるものだという。同センターには、スパムのパターンが常時600万以上蓄積されているという。

ミラポイント ジャパン SEマネージャー 山下暢久氏

 ディテクションセンターで収集されるスパムやウイルス情報はリアルタイムで更新され、データベースに蓄積される。このため、「従来のスパム対策では必須であった、スパムと判断するためのキーワードやフィルタルールの更新をサーバ単位で行う必要がない。サーバ自体はデータベースを持たず、解析を行わないため、メールシステムの管理コストを大幅に削減することができる」と山下氏は説明する。

 同技術はまた、言語やコンテンツに左右されることがないため、誤検知率が低いという。Osterman Researchが公表した動作検証の結果から、Rapid Anti-Spamでの検出もれ率が3%、誤検知率がほぼ0%だったといい、山下氏は「この誤検知率は、競合他社の10製品と比較した場合、最も低い」と述べた。

 ミラポイントのFull-Spectrumでは、今回発表されたRapid Anti-Spamのほかにも、コンテンツフィルタやアンチウイルス、そして昨年発表したMailHurdleというSMTPレイヤでのフィルタリングを行う技術により、スパム対策ソリューションを提供している。「これらすべてがひとつのサーバで対応でき、同一インターフェースにて設定できる」と山下氏は説明した。

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