米Fortune Magazinieは、毎年恒例となった「働きがいのある企業トップ100」(100 Best Companies to Work For)の2008年度ランキングを2月4日号で発表した。406社の中からトップに選ばれたのは、2年連続でGoogleとなった。
Googleがトップに選ばれた理由のひとつは、社員の99%がストックオプションを与えられており、株価が上昇し続けたことで多くの億万長者を生み出したことにある。2位以下は、Quicken Loans、Wegmans Food Markets、Edward Jones、Genentechと続くが、IT関連企業としては、6位にCisco Systems、8位にQualcomm、14位にNetwork Appliance、29位にSAS Institute、40位にAdobe Systemsなどがランクインしている。
ただし、給与のいい企業のランキングでは、Googleは25位。これより上位にランクインしたIT企業には、4位のShared Technologies(営業担当の平均年収18万7137ドル)、9位のAdobe Systems(コンピュータ科学者の平均年収13万7691ドル)、12位のCisco Systems(レベルIVソフトウェアエンジニアの平均年収13万2004ドル)などがある。
Fortuneではほかにも、立派なカフェテリアのある企業としてGoogleやeBayを紹介し、立派なジムを保有する企業としてeBay、SAS Instituteなどを紹介している。
働きがいのある企業トップ100のリストは、ウェブサイト上にて参照可能だ。