【ラウンドアップ】
かねてより言われていた「IPv4の枯渇問題」だが、米国時間2月3日にIPv4アドレスの最後のブロックが5つの地域インターネットレジストリに割り振られたことがわかった。最後の「在庫」が出荷されたことにより、今後は「IPv6」への移行が必須となっていく。業界では、この問題に対してさまざまな施策をとっており、IPv4からIPv6への移行がすぐに大きな混乱を招くことはない。しかし、特にネットワーク技術の周辺では個別の対応が必要になるケースも多いはずだ。ここでは、過去にZDNet Japanに掲載された記事の中から、IPv6への移行にあたって知っておきたい情報をまとめる。-
IPv6アドレスについて知っておくべき10のこと
IPv6は古くて新しい問題だ。IPv6は古くからあるが、いまだ主流にはなり得ていない。その一方で、Windowsで実装されるなど、徐々に身近な存在になってきていることも確かだ。この記事では、そのIPv6の基本中の基本について説明する。
2010-12-01 -
IPアドレスの読み方--ネットワークのイロハ(4)
今回は、IPアドレスを掘り下げて説明してみよう。IPアドレスとは、ネットワーク上のどこに端末がいるかを表す住所や電話番号のようなものだ。
2007-07-02 -
IPアドレスの読み方 その2--ネットワークのイロハ(5)
前回は、IPアドレスの仕組みや、ネットワーク部とホスト部、クラス分けについてお話しした。今回は、「CIDR」や「サブネット(マスク)分け」について解説しよう。
2007-07-30 -
IPv4アドレス、IANA中央在庫が枯渇--残り5ブロックの割り振り終了
IPv4アドレスの最後の5ブロックが米国時間2月3日朝、5つの地域インターネットレジストリ(RIR)に割り振られた。
2011-02-04 -
IPv6への移行で新たな脅威が生まれる危険性--FFRの鵜飼氏
「インターネット環境がIPv4からIPv6に移行していくと、新たな脅威が生まれる危険性がある」――フォティーンフォティ技術研究所の代表取締役社長、鵜飼裕司氏に話を聞いた。
2010-08-27 -
ネットの「2011年問題」?--IPアドレス枯渇対応チェックリスト公開
インテック・ネットコアは、IPv4アドレス枯渇に伴う問題に対応するための「IPアドレス枯渇対応アプリケーションチェックリスト」を作成、無料で公開を開始した。
2009-11-05 -
業界10社、IPv6利用におけるセキュリティ上の課題を検証する協議会を設立
業界10社および団体は7月28日、移行が進む「IPv6」におけるセキュリティ上の課題について検証を行うための「IPv6技術検証協議会」を設立した。
2010-07-28 -
2010年に在庫がなくなる?--JPNIC、IPv4アドレス枯渇問題に向けた作業に着手
JPNICは、現在インターネットで利用されているIPv4アドレスについて、在庫枯渇状況を発表するとともに、枯渇問題を乗り越えるために対応策の検討を開始した。
2007-06-19 -
ライブドア、IPv6対応サイトの検証環境を無償提供する「EDGE Co.Lab v6」を開始
ライブドアは、IPv6対応サイトの実証実験を希望する開発者に対し、IPv6環境を提供するプロジェクト「EDGE Co.Lab v6」を開始した。プロジェクトへの参加を希望する開発者および企業を広く一般から募集する。
2008-12-15