日本エフ・セキュアは2月24日、ウェブアプリケーション用ファイアウォールソフト「F-Secureサイトガード」のLinuxサーバ版の販売を開始した。
SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングといったウェブアプリケーションへの攻撃を防止する。セキュリティサービス会社のラックが提供する、ウェブアプリケーション攻撃の定義ファイルを採用。導入後に特別な設定を行わなくても、攻撃を防止できるという。
SQLインジェクションのほか、OSコマンドインジェクション、LDAPインジェクションといった手口に対応。またディレクトリトラバーサル、バッファオーバーフローによる攻撃も防ぐ。Nimda、CodeRedなどのワームにも効果を発揮するという。インタフェースはウェブベースで、遠隔地から管理を行える。
料金は最初の1年間が1サーバライセンスあたり178万円。2年目以降は年間35万6000円。官公庁、電子商取引(EC)サイトなどに向け、初年度200ライセンスの販売を見込む。