エフ・セキュア、ISP向けネットワーク不正使用防止アプライアンスを発表

WebBCN (BCN)

2005-12-06 11:52

 フィンランドのエフ・セキュアは、ISP向けにネットワークの不正使用を防止するアプライアンス製品「F−Secure Network Control」を発表した。日本での発売日は未定。

 スパム・ボットやゾンビによるサービス拒否攻撃など、ISPの帯域の輻そう、利益の損失、およびヘルプデスクの負荷となるゼロ・デイ攻撃の防止を目的としたもの。パターン認識技術と詳細なパケット検査を利用し、予期せぬ脅威に対抗する。

 また、セグメント技術のROMmon買収によって実現した新技術を搭載し、帯域の輻そうの原因となっているユーザーを、オンライン・スキャナを使用したウイルス削除とWindowsのアップデートを案内するWebページにリダイレクト。抽出したユーザーのコンピュータがネットワーク・トラフィック混乱の原因でなくなった時点で、インターネット・アクセスを自動的に回復させる。この際、ユーザーにセキュリティサービスの加入を提案するため、ISPはサービス加入による収益の増加も期待できる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]