iGoogleやWindows Liveでガジェットとして追加可能なウイルススキャナー登場

吉澤亨史

2007-06-22 20:15

 Panda Softwareは6月22日、新しいインスタントウイルススキャナーである「NanoScan」(ベータ版)のミニカスタムバージョンの提供を開始したと発表した。

 NanoScanは、は約1分以下でPC上のアクティブなマルウェアを検出する新しいインスタントウイルススキャナー。「コレクティブインテリジェンス(集合知)」という新しい手法を使用しており、主にユーザーのPCから、PandaLabsによって管理される大容量データセンターへ分析情報を転送することで、マルウェアのスキャン、分析、そして発見をPC自身ではなくPandaのサーバ上で行うというもの。

 既知のマルウェアについて100万種以上検出しており、1日につき2500以上の新しいサンプルを検知し、新しい脅威に対して絶えずアップデートされている。さらに、ジェネティックヒューリスティックテクノロジーによって未知のマルウェアの検出も可能となっている。

 ミニカスタムバージョンは、ウェブサイトにガジェットとして追加することが可能となっており、すでにiGoogle、Windows Live、NetVibes、Protopageといったポータルサイト(日本ではiGoogle、Windows Liveのみ)で、NanoScanのカスタムバージョンを追加できる。Pandaでは、今回のサービスの開始によってWeb 2.0のユーザーコミュニティーの拡大促進に貢献していく考えだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]