シトリックス・システムズ・ジャパンは5月26日、米Citrix Systemsが開発した画面情報端末ソフトMetaFrameの新版「Citrix Presentation Server 4.0」を出荷する。参考価格は1ユーザーあたり5万円程度から。
Presentation Server(旧MetaFrame)は、従来よりも処理負荷を低減したことで、同一ハードウェアで利用可能なユーザー数を25%増やした。今回のバージョンから、2004年10月に取得した米AuremaのCPU効率の最適化技術と米RTO Softwareのメモリ効率の最適化技術を組み入れた。

クライアント環境の仮想化の度合いも従来より強化し、IPアドレスやレジストリ、ディスク領域などをユーザーごとに独立させて利用できるようにした。これにより、マルチユーザー環境に対応しないアプリケーションが利用できるようになった。
6月21には、MetaFrame Password Managerの新版となる「Citrix Password Manager 4.0」を出荷するほか、同社としては初めてのハードウェア製品となるSSL-VPN装置「Citrix Access Gateway 4.0」を出荷する(本体の出荷は7月1日)。さらに、上記2製品とPresentation Serverの上位版である「Citrix Presentation Server 4.0, Enterprise Edition」をセットにしたスイート製品「Citrix Access Suite 4.0」の使用ライセンスを6月21日に出荷する。
販売チャネルの種類も増やし、新たにライセンスをオンラインで即座に購入できるようにした。今回から提供を開始するスイート製品では、使用ライセンスの購入手段は、オンライン経由に限っている。ライセンス以外に、バイナリを収めたメディア料金(8500円)と、SSL-VPN装置を使うのであればハードウェア代金が別途必要になる。
スイートを構成する個々の製品はオンライン購入に加えて、従来通りのSIベンダーやIT系販社などのパートナ企業からの購入も可能である。
ブランドとしてすでに浸透しているMetaFrameの名を廃してCitrixという社名でビジネスを展開する理由は、今後セキュリティを中心とする製品ライナップを増やしていく際に、画面情報端末の代名詞となったMetaFrame以外の名称を使いたかったからである。こうした戦術に合わせてスイート製品を用意した。
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