ネットワールドは2月21日、PlateSpinおよびAkimbi Systemsの2社と代理店契約を締結したことを発表。PlateSpinのサーバ利用状況測定ツール「PlateSpin PowerRecon 2.0(プレートスピン・パワーリコン 2.0)」およびAkimbiの仮想インフラストラクチャ管理ソフトウェア「Akimbi Slingshot(アキンビ・スリングショット)」を新たに日本市場向けに投入する。
カナダのトロントに本社を置くPlateSpinは、データセンターや企業内に導入されたサーバ環境のリソースの使用率を最適化するための製品群を提供するソフトウェア企業。米国、英国、豪州にオフィスを持ち、すでに700社以上の顧客に製品を導入した実績を持つ。2005年の成長率は500%に達し、2006年も1500万ドルの売り上げを見込んでいる。今後、アジア太平洋地域における新規顧客の獲得を目的に2004年12月にネットワールドと提携している。

今回、PlateSpinが提供するのは、仮想化テクノロジーを活用したデータセンターの最適化ソリューションであるPlateSpin PowerRecon 2.0。同製品は、Windows NT/2000/2003およびRed Hat Linux 3.0上のOSやCPU、メモリ、ハードディスクなどのインベントリ情報や稼働状況をリモートで収集することができるサーバ利用状況測定ツールだ。
収集した情報は、リアルタイムにグラフ表示したり、一定期間の測定結果をデータベースに蓄積し、GUIによる簡単な操作で時系列や使用率ごとにソートしてチャート化できる機能を搭載することで、サーバ環境のリソース使用状況を的確に把握することが可能。サーバ環境におけるリソースの最適化を容易に実現できる。
PlateSpinはまた、OSやアプリケーション、設定情報、データなど、システム全体を完全にコピーして、ほかのサーバに短時間かつ容易に移植することができる「PlateSpin PowerConvert」も提供している。同製品は、2003年12月よりネットワールドが国内販売を展開している。
一方、カリフォルニア州サンマテオに本社を置くAkimbi Systemsは、仮想マシン環境でアプリケーションの開発/テストの最適化を実現する仮想インフラ管理ソフトであるAkimbi Slingshotを提供している。同製品は、アプリケーション開発者やQA(品質保証)担当者の作業負荷を軽減し、複雑なシステム環境や分散環境においても開発チームが容易に共有できる「バーチャルラボオートメーションラボ」を実現する。
バーチャルラボで管理されているシステムイメージは、遠隔地からでもネットワークを経由して複数の開発者やテスト担当者が異なるプロジェクトに再利用することが可能。ソフトウェア開発期間やテスト期間を短縮できるほか、ITコストを削減することができるという。
PlateSpin PowerRecon 2.0の販売開始は2006年3月下旬、出荷開始は同4月初旬を予定。価格は未定(旧バージョンは38万4300円より)。また、Akimbi Slingshotの対応バーチャルマシンは、Microsoft Virtual Server 2005およびVMware GSX Server。価格は、312万9000円よりとなる。ネットワールドでは本年度中に、PlateSpin製品群で1億3000万円、Akimbi製品で6000万円(20セット)の売り上げを見込んでいる。
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