ネットワールド(中村康彦社長)は、カナダOpalis Softwareと代理店契約を結び、同社のWindowsサーバー運用・管理の自動化ツール「Opalis Integration Server」を発売した。
同ツールの発売にあわせて、ネットワールドは、サーバ監視ソフト開発・販売のセイ・テクノロジーズ(関田充彦社長)と販売提携した。これにより、セイ・テクノロジーズは、同社のシステム監視ツール「BOM」とOpalis製品を組み合わせ、“監視から自動化”へ発展させた運用ソリューションを提供する。
「Opalis Integration Server」は、サーバーの保守業務や社内のポリシーや業務プロセスに基づくファイル配布、データ処理などのITプロセスを自動化するソフト。運用・管理コストを削減し、手動オペレーションによる潜在的な操作ミスを未然に防ぐ。また、ジョブ内容をマッピングしたGUIをドラッグ&ドロップしてワークフローを構築したり、簡単なウィザード設定だけで、時刻によるスケジューリング、ファイル変更・サービスの不具合・ディスク空き容量の変化などのイベントによってジョブを自動化できる。
なお、北米では05年11月に新版「V5.0」が発表されているが、日本国内では、当面、日本語ユーザインターフェイスがサポートされている「V4.0」のみの提供となる。価格は、「Opalis Action Server」2ライセンス、「Opalis Satellite」25ライセンス、「Opalis User」2ライセンスを含む基本パックで420万円から。